Googleスプレッドシートで、奇数行・偶数行だけの合計、つまり一行飛ばしの合計値を求めたいときのやり方を紹介していきます。
予実管理表とかで、店舗Aの予算が1行目、実績が2行目、店舗Bの予算が3行目、実績が4行目・・・となっている表とかで1行飛ばしに合計を算出しなきゃいけなくなるはずです。
- 【見出しがある場合】『SUMIF関数』を用いる方法
- 【見出しがない場合】『SUMPRODUCT関数』『ROW関数』『MOD関数』を用いる方法
これらのやり方を紹介していきます。
知っといてもいいかなーと思われた方、読んでいってください!
こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。新卒ブラック企業努め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますようにの精神で記事書いてます!!
【見出しがある場合】『SUMIF関数』を用いる方法
一番シンプルにして、わかりやすい方法ですね。
B列に『予算』『売上』のような見出しがある場合には、この方法を使えます。
『SUMIF関数』は、『SUM関数』に『IF関数』を組み合わせた関数で、条件に応じた合計値を出してくれます。
=sumif($B$2:$B$9,$B10,C$2:C$9)
【見出しがない場合】『SUMPRODUCT関数』『ROW関数』『MOD関数』を用いる方法
=sumproduct($C$2:$C$9,mod(row($C$2:$C$9),2)=0)
続いての方法は『SUMPRODUCT関数』を用いる方法です。この方法であれば、列が偶数か奇数かで判定しているので、B列のような見出しがなくても計算出来ます。
『SUMPRODUCT関数』を詳しく説明した記事がこちらなので、合わせてご確認ください。
『SUMPRODUCT関数』は、配列通しをかけ合わせることができる関数なのですが、少し応用して、条件に応じた行をかけ合わせることも出来ます。
今回ですと、割り算の余りを返してくれる『MOD関数』と、対象のセルの存在する行数を返してくれる『ROW関数』を組み合わせて、列が偶数か奇数かを判定し、偶数行だったら予算であることを利用して、『SUMPRODUCT関数』で足し合わせているといった感じです。
まとめ
一行飛ばした行の合計値を求める方法を下記2種類紹介しました!
- 【見出しがある場合】『SUMIF関数』を用いる方法
- 【見出しがない場合】『SUMPRODUCT関数』『ROW関数』『MOD関数』を用いる方法
集計したい表のフォーマットに合わせて、選んでいただけたらなと思います。
ちなみに、やっぱり他の人が見て、その関数を理解しやすいのは、『SUMIF関数』を用いたほうなので、見出し列を作れるのであれば、作ったほうがいいかなと思います。