VBAでExcel業務効率化するなんてずるい!私は苦労して作業やってんのに。。。みたいな妬み?僻み?って、言われてしまったり、それとなく伝えられたり。そんな経験ないですか?悔しかったら、勉強して自分も使えるようになればいいじゃん。ってだけの話なんですが、そう簡単に話しがすすまないのが、日本の会社。
この記事では、VBAずるいと言われないような、会社での立ち回り方を説明していきたいと思います。
こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。ブラック企業勤め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますように!と願いながら記事書いていきます!
VBAはずるい!と言われてしまう理由
VBAずるい!と言われてしまう理由としては、
- 今まで苦労してきた作業をやってた側の妬み
- 自分だけ楽しようと思ってんじゃねーよなという釘刺し
- 効率化して余計な仕事増やすんじゃねーよという恨み
こんな理由があるかと思います。
今まで苦労してきた作業をやってた側の妬み
効率化あるあるなんですが、効率化する前の作業というのは、それはそれは地味でめんどくさい作業なわけで、それをどうにかこうにか、『気合いと根性』でやり遂げてる人がいるんですよね。
この『気合いと根性』でやっている方が性格が良ければ、効率化に対して、『あー!大変な作業がなくなるー!ありがたいいいいい!!』って言ってくれるのですが、こう素直にいかなく、大抵の場合『俺も苦労してやってきたんだから、お前も苦労しろ。効率化なんて許さねーぞ』って思っていることが多いです。
自分だけ楽しようと思ってんじゃねーよなという釘刺し
自分だけ楽しようとしてんじゃねーの。っていう釘刺しですね。VBAを個人でやっていると、最初はどうしても自分の業務を効率化しようと動くことが多いですよね。自分の業務が一番作業工程理解しているし、効率化のVBAを書いたとして、それの出力データが合っているかどうかの検証もスムーズに行えるので。なにより、ミスってたとしても、自分の責任の範疇で片付けられますから。
そういうことで、VBA効率化に取り組んでる初期の状況って、周りの人からみると、『自分のことしか考えてねえ』って見られがちなんですよね。
効率化して余計な仕事増やすんじゃねーよという恨み
効率化すると、めんどくさい作業はなくなって、別の作業に取りかかれるからありがたい!って思ってるのは、ごくごく一部。仕事が山のように集まってくるエース社員なんですよね。そもそも。
多くの方は、『効率化したらその空いた時間に別の仕事入れられちゃうじゃん。給料変わらないのに、新しい業務覚えなくちゃいけないし、めんどくさいんだけど。』って思ってることが多いんじゃないでしょうか。こういうふうな企業風土にしてること自体問題だと思うんですけどねえ。。。
VBAずるい!と言われないようにする立ち回り方
VBAずるい!と言われないようにする立ち回り方を考えてみました。参考にしてみてください。
- 業務中の学習はしないようにする
- (ある程度自信をつけたら)チーム・部署全体の業務効率化できる仕組みを考える。
- 上層部に対して、業務効率化の有用性をアピールする
業務中の学習はしないようにする
理解ある会社風土だったらいいんですけども、会社の指示でもない限り、業務中に勉強をするというのは、周りからしてみると受け入れづらかったりします。『あいつ、なんも仕事してないじゃん!』って言われてしまうってことですね。
なので、情報収集とかプログラム構築に時間をかけるのはいいんですけども、そもそものプログラムの勉強をしだすと、やっぱり仕事してねえ。になるので注意してください。
『そんなこと言ったって、最初のころは躓くことも多いよ。。。』ってときは、ChatGPTを活用するのもありです。VBAではなく、GASなんですけども、ChatGPTを用いて一緒にプログラムを行った記事があるので、参考にしてみてください。
ChatGPTにわからないところを聞けば、躓いてる時間を短くできるので、サボってると見られる時間が少なくなるかと思います。
(ある程度自信をつけたら)チーム・部署全体の業務効率化できる仕組みを考える
ある程度、自分の作業を効率化するVBAプログラムを作成することができるようになったら、チームや部署全体の業務効率化に着手しましょう。『自分のことばっかり』っていうのを防ぐことが出来ます。
ちゃんと業務効率化を仕事として認めさせるためにも、『あいつが作ってくれたVBA使えば、業務楽になるよ』というのを浸透させて外堀りを埋めていきましょう。
ただ、ベンチャー企業など、大量の業務・雑務を少人数でこなしている会社であれば、ありがたいっていう感じになりますけど、発展性のない撤退戦を繰り広げているような中小企業では、もはや効率化したところで、他に発展性のある業務をやる気力も体力もないみたいなことになるので、きれいすっぱり諦めて、VBAをある程度勉強して、転職しましょう。
上層部に対して、業務効率化の有用性をアピールする
個人が勝手に頑張っているだけだと、なかなかチーム・部署全体、会社全体の業務効率化にまで取り組むことができないかと思います。なのでやはり、社内政治じゃないですけど、上層部・経営陣に対して、業務効率化の有用性をアピールしていくことは大事だと思います。
上司が理解ある人だと、大変助けになり、『あいつが作ったこういうので、10%程度の時間短縮につながった』とかを上にアピールしていってくれるので。
こんな立ち回り方は、社長や経営陣・上司が、効率化の重要性を理解し、会社全体に効率化に取り組もうぜ!と発信してれば不要なんですけどね。。。でも、そもそも効率化をしっかり考えてる会社はExcelVBAをすっ飛ばして、システムを組んじゃってることが多く、VBAプログラマーが活躍できる機会が少ないという、ジレンマですね。
【まとめ】VBAずるい!と言われてしまう理由と言われないようにする立ち回り方
この記事をまとめると!
- VBAずるい!と言われてしまう理由
-
- 今まで大変な思いをしてきた人からの妬み
- 自分だけ楽するんじゃないぞという釘刺し
- また違う業務を覚えなきゃいけないのかという恨みつらみ
- VBAずるい!と言わせないための立ち回り方
-
- 何も生み出していない時間は『ずるい!』と言われやすいので、業務中に勉強はしないようにする
- 自分の作業効率化だけではなく、チーム・部署の業務効率化に積極的に取り組む
- 上司・経営陣・社長に対して業務効率化の必要性と有用性を訴え続ける
なかなか、理解が得られない会社で業務効率化に取り組むのは、気力的にもかなりしんどいですよね。仲間がいてくれれば、だいぶ変わるんですけど、孤軍奮闘はこころが折れてしまいます。そんな会社は、今後がないような気がするので、とっとと転職しちゃいたいですね。