【UNIQUE関数】データから重複を削除して、一意の値を返す

Googleスプレッドシートで使える『UNIQUE関数』は、重複を削除と同じような挙動をしてくれる関数です。
選択したデータ範囲から重複を削除して、一意の値を返してくれます。

表を作る際などで、重複削除は多用するので、マスターしちゃいましょう。

記事を書いた人

こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。新卒ブラック企業努め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますようにの精神で記事書いてます!!

スポンサーリンク
目次

『UNIQUE関数』とは

『UNIQUE関数』は、選択したデータ範囲の重複を削除し、データを一意化してくれる関数です。

UNIQUE関数の構文

UNIQUE(範囲, 行で処理, 重複なし)

項目内容
範囲一意にしたいデータの範囲。
行で処理【省略可】列または行でデータをフィルタ処理したいかを指定。TRUEを指定すると行(横方向)に重複がないかをチェックしてくれます。FALSEは列(縦方向)で、通常の重複削除機能となってます。
省略した場合は、FALSE。
重複なし【省略可】TRUEにすると、重複したデータはすべて削除され、重複してなかっただけのデータとなります。
省略した場合は、FALSE。

UNIQUE関数を実際に使ってみた

=unique(B2:F6)

B9セルに入力したのは、オーソドックスなパターンの『UNIQUE関数』です。
同じ項目が並んでいる行がある場合、重複を削除し、一つだけ残します。
この場合ですと、行1と行3が同じ内容となりますので、一つ消えたことがわかります。

=unique(B2:F6,true)

B15セルに入力したのは、列方向に重複を削除してくれるパターンの『UNIQUE関数』です。
列Bと列Eが同じ内容なので、一つ消えた結果が返されます。
第二引数を『TRUE』とすると、列方向の重複削除となります。

=unique(B2:F6,,true)

次に紹介するパターンは、第三引数を『TRUE』とした場合、つまり、重複したのを一つ残すのではなく、重複したのはすべて消し去るパターンです。
行1と行3が同じなため、そのどちらも消えてなくなりました。

=unique(B2:F6,true,true)

列方向に重複削除してかつ、重複したものはその全てを削除するパターンの『UNIQUE関数』です。
第二引数も第三引数も『TRUE』とします。
列Bと列Eの内容が重複してますので、そのどちらも消えてなくなったのが返されます。

『UNIQUE関数』で生じるエラー

多いと思われるエラーは、『UNIQUE関数』によって出力される値が入りたいセルに、すでにデータがある場合(この場合はC10)は、『#REF!』エラーとなります。

『UNIQUE関数』のまとめ

『UNIQUE関数』は、選択したデータ範囲において、縦方向もしくは横方向に重複がないかどうかをチェックし、重複を削除してくれる関数です。
重複を一つだけ残す出力の仕方や、重複は全部消し去る出力の仕方を選ぶことが出来ます。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次