Googleスプレッドシートで使える『TIME関数』について、今回は紹介していきます!
『TIME関数』は、時・分・秒を指定して上げることで、『h:mm:ss形式』に変換してくれる関数です。値を時間情報に変換してくれるので、様々な場面で使われます。
マイナスの値を指定したり、小数点を含む値を指定したりすると、どういうふうな挙動を示すかもまとめました!
こんにちは。当ブログの管理人のくろんです。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。仕事で身につけた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますように!!
TIME関数とは
『TIME関数』とは、時・分・秒の値データを、h:mm:ss形式の時間表記に変換してくれる関数です。
TIME関数の構文
TIME(時, 分, 秒)
項目 | 内容 |
時 | 時にしたい値を指定 |
分 | 分にしたい値を指定 |
秒 | 秒にしたい値を指定 |
TIME関数を実際に使ってみた
いろんなパターンで『TIME関数』を使って、時間表示をさせてみました。
No4~6でわかる通り、TIME関数は『23:59:59』が最大の時間表示となり、それを超えた数字を指定すると、時間は24をひいた値となります。分と秒は60を引いた値となり、それぞれ次の位に1が加えられます。
No7~9では、マイナスの値を指定した場合どうなるのかを示しています。時間が0よりも小さくなるようにしてしまうと、『#NUM!』エラーとなるようです。ですが、全体がプラスとなるのであれば、マイナスを指定した場合であっても、計算されて時間が返されるのが分かります。
No10以降は、小数点を含む値を引数として指定した場合の挙動です。
No13、14のG列に、E列の時間表記を、値に変換したものを記載してみたのですが、全く同じ値であることが分かります。このことから、小数点は切り捨てされて処理されることが分かります。
TIME関数まとめ
『TIME関数』は、時・分・秒を指定すると、『h:mm:ss形式』で返してくれる関数です。
ちなみに、『h:mm:ss形式』を時・分・秒に変換する関数は、それぞれ『HOUR関数』『MINUTE関数』『SECOND関数』です。