Googleスプレッドシートで、とある時間を基準として、何分後とか何分前とかを計算したいときはどのようにすればよいでしょうか?
この記事を読めば、その方法がわかるようになります。興味がある方ぜひ見てってくださいー。
こんにちは。当ブログの管理人のくろんです。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。仕事で身につけた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますように!!
時間の加減計算方法
時間の加減する方法はいくつか方法があります。
- 時間形式を利用する方法
- シリアル値を利用する方法
- TIME関数を利用する方法
具体的に、それぞれの方法で行った結果を図示していきますね。
1秒加減する
12時を基準として、1秒足すのと1秒引くのをいろんなやり方で実行してみました。

時間形式は、hh:mm:ss形式で加減したい時間を表現し、それを単純に足し合わせる方式です。視覚的にも分かりやすいですね。
シリアル値形式は、日付関係の世界は、『1』が1日を指すことを利用したものになります。つまり1日=24時間=440分=86400秒が『1』となるので、1秒は『1/86400』となります。
=1/86400
最後はTIME関数を利用したものになります。TIME関数は、時間数、分数、秒数を指定してあげることでhh:mm:ss形式で返してくれる関数です。
いずれも同じ計算結果となることが分かります。
1分加減する

お次は、1分増減した結果となります。
シリアル値には、ずらしたい間隔のセル(C3セル、C8セル)に『1*60/86400』を入力してあります。
また、TIME関数は、分を示す引数の部分に変更してあります。
1時間加減する

最後に、1時間増減したものになります。
シリアル値には、ずらしたい間隔のセル(C3セル、C8セル)に『1*60*60/86400』を入力してあります。
また、TIME関数は、時を示す引数の部分に変更してあります。
まとめ
時間を増減したい場合には、
- 『ずらしたい時間形式の値を用意して、それを加減する方法』
- 『ずらしたい時間を、1日を1とするシリアル値に変換して、それを加減する方法』
- 『TIME関数を用いて、ずらしたい時間を時間形式に変換して、それを加減する方法』
があります。
そのときどきのデータの状況に合わせて、使い分けて使用するのポイントになります。