【SORT関数】指定範囲を任意の列に基づいて昇順降順に並び替える

グーグルスプレッドシートで用いることができる『SORT関数』は、指定範囲を任意の列に基づいて昇順・降順に並び変えることができる関数です。
ランキング順に並び替えたいときや、あいうえお順に並び替えたいときに用いることができます。

記事を書いた人

こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。新卒ブラック企業努め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
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目次

SORT関数とは

『SORT関数』は、指定範囲において、任意の列の情報に基づいて、範囲全体を昇順・降順に並び変えることができる関数です。

SORT関数の構文

SORT(範囲, 並べ替える列, , [並べ替える列2, 昇順2, …])

項目内容
範囲並び替えたいデータの範囲を指定します。
並べ替える列 並べ替える基準となる列を指定します。
昇順TRUEで昇順、FALSEで降順となります。

SORT関数を実際に使ってみた

=sort(A2:F20,3,true)

『A:F列』に存在している元データを、『H:M列』にソートしながら展開しています。

『SORT関数』は、見出し情報はコピーすることができないで、自分でコピーするなどして作成してください。
また、罫線もコピーされないので、作成する必要があります。

見出しを作成できたら、ソートしたデータを展開したい領域の一番左上のセルを選択し(今回はH2セル)、『SORT関数』を記載します。

今回は、A2からF20にある元データを、左から三番目(つまりC列)の情報をもとに、昇順で並び替えをしてほしいという関数を作成しました。
右側の『SORT関数』展開後では、商品名がAからDに並び替わっていることがわかります。

=sort(A2:F20,3,true,4,false)

また、第一優先を商品名昇順、第二優先を購入点数降順で並び替えたい場合は、このようにして、並び替える列と昇降順を指定することで可能となります。

『SORT関数』のエラー

『SORT関数』で代表的なエラーは、展開領域にデータがすでにある場合、そのデータの上書きを行ってくれるわけではなく、『#REF!エラー』となります。

また、エラーではないのですが、並び替えの指定列数が、元々のデータの範囲を超えている場合(今回のケースだと、元々6列しかないデータなのに、7列目の情報をもとに並び替えを指定している)は、何も変わらず元々のデータの並び順のまま出力されます。

『SORT関数』まとめ

『SORT関数』は、元のデータを並び替えしたい列の情報に基づき、昇順・降順で並び替えをして出力してくれる関数です。
表の作成等で、並び替えて表示したいときに役立つ関数と言えます。

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