GAS（Google Apps Script）を用いて、スプレッドシートのセルの背景色を変更するメソッドは、単一セルの場合は『setBackgroundメソッド』、範囲の場合は『setBackgroundsメソッド』です。
背景色を変更するGASに興味ある方は、ぜひ最後までごらんくださいー。
記事を書いた人
こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
３０代サラリーマン、新規事業推進室に所属。ブラック企業努め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますようにの精神で記事書いてます！！
目次
setBackgroundメソッドの使い方
function setBackground_color() {
// コンテナバインドされてるスプレッドシートを取得
let spreadsheet1 = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
// シート名指定でシートを取得
let sheet1 = spreadsheet1.getSheetByName('背景色変更');
// 『color』変数にA2セルのカラーコードを取得
let color = sheet1.getRange("A2").getValue();
// 『color』変数に格納されているカラーコードを、B2セルに背景色として反映
sheet1.getRange("B2").setBackground(color);
}
『A2』セルに入力されている16進法カラーコードを取得し、そのカラーコード色に『B2』セルの背景色を変更するGASです。
ちなみに、文字色を変更したい場合は、『setFontColor』メソッドを使います。
あわせて読みたい
【GAS】スプレッドシートで値の文字色を変更
GAS（Google Apps Script）を用いて、スプレッドシートのセルに入力された値・文字列の文字色を変更するメソッドに、『setFontColorメソッド』があります。16進法カラー…
setBackgroundsメソッドの使い方
function setBackground_colors() {
// コンテナバインドされてるスプレッドシートを取得
let spreadsheet1 = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
// シート名指定でシートを取得
let sheet1 = spreadsheet1.getSheetByName('背景色範囲変更');
// 『colors』変数にA2:J9セルのカラーコードを取得
let colors = sheet1.getRange("A2:J9").getValues();
// 『colors』変数に格納されているカラーコードをL2:U9の背景色にセット
sheet1.getRange("L2:U9").setBackgrounds(colors);
}
『A2:J9』セルの範囲にある16進法カラーコードを取得し、それに応じて『L2:U9』セルの範囲の背景色を一括変更しています。
どういうときに使える？
背景色を変えるのは、見た目を変えてわかりやすくする一つの方法なので、例えば報告書のレイアウトを整えたいときに用います。
GASを使って、日報などを生成するときに、用いることがあるかなあと思います。