Googleスプレッドシート、Excelで使用することができる『RIGHT関数』は文字列操作関数の一つで、文字列を右から指定した文字数だけ抽出することが出来ます。
関数の構文や使ってみた結果を画像で紹介していくとともに、エラーが起きてしまう条件などもお伝えしていきます。
この記事は、Googleスプレッドシートベースで解説記事を作成してますが、エクセルでも同様に使用することができる関数です。

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RIGHT関数とは
『RIGHT関数』は、文字列について、右から指定の文字数分だけ抽出してくれる関数です。
RIGHT関数の構文
RIGHT(文字列, [文字数])
項目 | 内容 |
文字列 | 加工したい文字列を指定します。セル指定もしくは、関数に直接文字列を記入します。 |
文字数 | 【省略可】末尾から何文字分抽出したいかを指定します。 省略した場合は、『1』になります。 |
RIGHT関数を実際に使ってみた

=RIGHT(A2,4)
例えば郵便番号の『-』以降の4桁を抽出したい場合に『RIGHT関数』使えます。
第1引数に抽出前の文字列を、第2引数に文字数を指定すればOKです。
左側の文字を消したいとき

元々の文字数の長さに応じて、左側の共通文字列を削除したい場合には、『RIGHT関数』と『LEN関数』を組み合わせると良いです。
『LEN関数』は文字列の長さを返してくれる関数で、これを利用することで、この例のように、左3文字をどの長さの文字列であっても、削除するといったことができるようになります。

RIGHT関数に関するエラー

『RIGHT関数』で、生じるエラーについてまとめておきます。
まずは、文字数を負の数字で指定した場合のエラーです。『#VALUE!』エラーが生じます。
また、エラーではないですが、文字数を『0』に指定すると、出力される文字列は『』(空白)となります。
元の文字列よりも大きな数字を指定しても、元の文字列が出力されることになります。
RIGHT関数まとめ
『RIGHT関数』は、文字列を右側から何文字抽出してという指示ができる関数です。逆手にとって、左側から何文字消したいといったことにも用いることができます。