Google スプレッドシートで、サンプルデータを作成したいときなど、ランダムに数字を作りたいときに、『RAND関数』『RANDBETWEEN関数』が便利です。
これらの関数は、ランダムに数字を作成してくれる関数ですが、それぞれ作成してくれる数字に違いがあるので、目的に合わせて使い分ける必要があります。
気になる方は最後まで、この記事を見ていってくれるとうれしいです。

こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。新卒ブラック企業努め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
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RAND関数とは
『RAND関数』は、0以上1未満の乱数を返してくれる関数です。
小数点以下15桁までを返してくれます。
なお、スプレッドシートの『自動の表示形式』だと、小数点以下10桁までしか表示されないので、注意が必要です。
RAND関数の構文
RAND()
項目 | 内容 |
(なし) | RAND関数は引数なしで使う関数です。 |
RAND関数を実際に使ってみた

『RAND関数』は、引数を指定しない関数なので、『()』の中身は空欄で大丈夫です。
再計算するたびに数字は随時変わっていきます。
RANDBETWEEN関数とは
『RANDBETWEEN関数』は、◯以上◯以下の範囲の整数をランダムで出力してくれる関数です。
RANDBETWEEN関数の構文
RANDBETWEEN(下限, 上限)
項目 | 内容 |
下限 | ランダムで出力してほしい整数の最小値 |
上限 | ランダムで出力してほしい整数の最大値 |
RANDBETWEEN関数を実際に使ってみた

『RANDBETWEEN関数』は、下限の数字と上限の数字を指定することで、その範囲内の整数値をランダムで返してくれる関数です。
小数点を指定した場合は、下限に指定した数字は切り上げ処理、上限に指定した数字は切り捨て処理されて、その範囲内の整数値が返されます。
(が、上図の5行目見てほしいのですが、下限『1.1』上限『1.2』とすると、下限が『2』上限が『1』となるはずでエラーになるような気もするのですが、どういうわけか、『2』が返されます。)
マイナス値の指定も可能で、マイナスのランダムの数字が返されることになります。
下限よりも上限のほうが小さい数値を指定すると、『#NUM!エラー』となります。
『RAND関数』『RANDBETWEEN関数』まとめ
『RAND関数』『RANDBETWEEN関数』はランダムな数字を返してくれる関数です。
サンプルデータを作成したいときなどに活用することが出来ます。