Googleスプレッドシートやエクセルで用いることができる【LEN関数】【LENB関数】は、指定した文字列の文字数をカウントすることが出来ます。この記事では、使い方、使用例について、説明・解説していきます。
この記事は、Googleスプレッドシートベースで解説記事を作成してますが、エクセルでも同様に使用することができる関数です。
こんにちは。当ブログの管理人のくろんです。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。仕事で身につけた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますように!!
LEN/LENB関数とは
『LEN関数』『LENB関数』 は文字数をカウントすることができる関数です。
『LEN関数』は、文字数をカウントするのに対して、『LENB関数』は、文字数のB(バイト)をカウントします。
文字のバイトというのは、半角なら『1』、全角なら『2』となります。
LEN関数の構文
LEN(テキスト)
項目 | 内容 |
テキスト | 文字数を調べたいセルを指定、もしくは直接『”』で囲って関数に記入します。 |
LENB関数の構文
LENB(テキスト)
項目 | 内容 |
テキスト | 文字数(バイト)を調べたいセルを指定、もしくは直接『”』で囲って関数に記入します。 |
LEN/LENB関数を実際に使ってみた
『LEN関数』では、半角・全角問わず、1文字は『1』とカウントされているのに対して、『LENB関数』では、半角は『1』、全角は『2』とカウントされているのが分かります。
また、最終行、黄色背景色とした行を確認してください。
『あいうえお』なので、『LEN関数』だと『5』、『LENB関数』では『10』となるはずですが、それぞれ、『7』『14』となってしまってます。
どうしてか、理由分かりますでしょうか??
これは、実はセルに記入されているのが、『あいうえお 』と、後ろに全角スペースが2つ入っているためです。思うような結果にならなかったときには、こういう見えない文字が仕込まれていることが多々あるので、気をつけてみてください。
LENB関数の存在意義
文字のバイトをカウントするなんてどこで使うの?と思われるかもしれませんが、例えば、入力された文字が全て半角かどうか、もしくはすべて全角かどうかを判定するときに、『LEN関数』と『LENB関数』を組み合わせれば判定することができます。
つまり、『LEN関数』と『LENB関数』が一緒の数字を返したら、すべて半角である。
『LEN関数』の2倍が『LENB関数』であれば、すべて全角である。
ってことですね!
LEN/LENB関数のまとめ
『LEN関数』『LENB関数』 ともに、文字数をカウントするです。
『LEN関数』は、全角・半角問わず、一文字は1でカウントしますが、『LENB関数』は、半角は1、全角は2とカウントする違いがあります。
これらの違いを利用して、入力されている文字が全て半角か、全て全角かという判定をすることも出来ます。