Googleスプレッドシート、Excelで使用することができる『LEFT関数』は文字列操作関数の一つで、文字列を左から決められた数だけ抽出することが出来ます。
関数の構文、どうなるのか画像で、エラーが起きてしまう条件などなどを紹介していきます。
この記事は、Googleスプレッドシートベースで解説記事を作成してますが、エクセルでも同様に使用することができる関数です。
こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
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LEFT関数とは
『LEFT関数』は、文字列について、左から指定の文字数分だけ抽出してくれる関数です。
LEFT関数の構文
LEFT(文字列, [文字数])
項目 | 内容 |
文字列 | 加工したい文字列を指定します。セル指定もしくは、関数に直接文字列を記入します。 |
文字数 | 【省略可】先頭から何文字分抽出したいかを指定します。 省略した場合は、『1』になります。 |
LEFT関数を実際に使ってみた
=left(A2,3)
例えば、郵便番号の前3桁を抽出したい場合、『LEFT関数』を使って抽出することが出来ます。
文字列を指定して、何文字分抽出すればよいかを、引数に入れればOKです。
右側の文字を消したいとき
=left(A2,len(A2)-1)
右側の文字について、それぞれの文字列から決まった文字数分削除したいとき、『LEFT関数』と『LEN関数』を併用することで、導くことが出来ます。『LEN関数』は文字数を導くことができる関数ですね。
上の例のように、『様』という敬称を削除したい場合、つまり右側一文字を削除したい場合は、『左側からその文字列全体の文字数から、1引いた分だけ抽出する』という関数を組み上げればOKとなります。
文字数の指定をマイナスにしたり0にしたり
『あいうえお』の文字列を、文字数をいろいろにして、『LEFT関数』を用いて抽出した結果です。
文字数をマイナス値にすると、『#VALUE!』エラーとなります。まあ、そりゃあそうですね。
0にすると、エラーにはならず、空白となります。
元の文字列以上の文字数を指定した場合は、元の文字列がそのまま返されるといった感じです。
LEFT関数のまとめ
『LEFT関数』は、文字列に対して、左(先頭)から、指定された文字数分、文字列を抽出してくれる関数です。
『LEN関数』と組み合わせることで、文字列右側を削除するといったこともできます。
文字列操作の際に良く使われる関数なので、覚えておくとよいでしょう!