Googleスプレッドシートで使える、最小公倍数を求める『LCM関数』について紹介します。
ちなみに、LCMは、least common multipleの略です。
記事を書いた人
こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。新卒ブラック企業努め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますようにの精神で記事書いてます!!
目次
LCM関数とは
『LCM関数』は、選択した数値について、それらの最小公倍数を求めてくれる関数です。
LCM関数の構文
LCM(値1, [値2, …])
項目 | 内容 |
値1 | 最小公倍数を求めたい値一つ目です。範囲を選択してもOKです。 |
値2 | 【省略可】最小公倍数を求めたい値2つ目以降です。範囲選択でもOK。 |
なお、『LCM関数』で指定した数値が小数点を含む値だった場合は、自動的に切り捨てられます。
LCM関数を実際に使ってみた
=LCM($A2,B$1)
B2からK11のセルにおいて、そのセルが交わるA列の数字と、1行目の数字の最小公倍数を算出してみました。
A列、1行から動かないように、絶対参照を一部にかけてあります。
LCM関数に関するエラー
『LCM関数』は、引数にマイナスの値を指定してしまうと、『#NUM!』エラーとなります。
また、すべての自然数は『0』を倍数にもつので、『0』とある自然数との最小公倍数は『0』になります。
『LCM関数』まとめ
『LCM関数』は、複数の値の最小公倍数を算出できる関数です。
仕事上では、最小公倍数を求める機会はあまりないかと思うのですが、、、記憶の奥底にとどめておいてくださいー。