ChatGPTって、実際どういう業務に活かせるの?という方向けに、プログラミングを一緒にやってみたので、その工程を紹介していきたいと思います。
今回一緒に作ったGASは、スプレッドシートのバックアップを自動で作成するというもので、こちらの記事にまとめましたので、合わせてご一読くださいませ。
こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。ブラック企業努め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますようにの精神で記事書いてます!!
【1回目】ChatGPTに出した指示(プロンプト)
あなたはプロのGAS(Google Apps Script)プログラマーです。
スプレッドシートの内容を定期的にバックアップしたいと考えてます。下記、#仕様を満たすようなGASを作成してください。
#仕様
・ファイルをまるごとバックアップする
・1日に1回、21時にバックアップされる
・直近7回分まで保持、それ以前のバックアップファイルは削除
・バックアップファイルは、自分のGoogle ドライブの専用フォルダに保存
ChatGPTに対して、指示をだすときの基本的なポイントは下記の通り。
- ロール(役割)を明確にする。例:あなたはプロの◯◯です。
- 敬語を使う。(どういうわけか、敬語のほうがレスポンスの精度が良いと言われている)
- 仕様やルールを伝えるときは、後述みたいな形とし、箇条書きで伝える。
さて、これに対するChatGPTの回答はこちら。
このように、プログラミングも行ってくれます。
フルスクラッチでプログラミングを書くのと、こうした叩き台(上から目線でごめんなさい、ChatGPT様々)を作ってくれるのは、作業効率が半端なく変わります。
クライアントに納品するプログラミングであれば、品質保証が必要となるので、スクラッチで書き起こすのも必要だと思いますが、自社内で使うものであれば、、、ましてや自分自身で使うものであれば、そのあたりは目をつぶれる範疇かなと思います。じゃんじゃん、ChatGPTにお願いしていくとよいと個人的には思います。
【2回目】ChatGPTに出した指示(プロンプト)
1回目のChatGPTからのレスポンスを見ると、下記問題点があると感じました。
- バックアップファイルの命名規則が”yyyyMMdd”形式だと、1日に複数回バックアップするときに同名ファイルができてしまう。
同一日に複数回手動で実行する可能性もあるので、ファイル名を時刻まで含む形に変えてください。
プログラムは再度全て出力をお願いします。
なので、この指示を出してみました。
それに対する、レスポンスはこちら。
プログラミング自体はこれで問題なさそうです。
あとは、少し自分の環境に合わせるために、GASを修正して完成させました。
まとめ
ChatGPTを用いて、簡単なプログラミングを一緒にやってみました。
一人でフルスクラッチで作成するよりも、こういう相方が一緒にいたほうが、社内でほそぼそと業務効率化に取り組んでいる方は、心強いんじゃないかなと思います。
興味出てきた方は、ぜひChatGPTを使ってみてください!