【FLOOR関数】数値を500刻みなど半端な数ごとに切り捨てたい

2023年6月22日2023年9月28日

Googleスプレッドシートやエクセルで、切り捨て処理をしたいけど、５００円刻みとか中途半端な数字で、切り捨て処理をしたい場合には『FLOOR関数』が便利です。
この記事では、『FLOOR関数』の構文、使い方について、説明・解説していきます。

この記事は、Googleスプレッドシートベースで解説記事を作成してますが、エクセルでも同様に使用することができる関数です。

記事を書いた人

こんにちは。当ブログの管理人のくろんです。
３０代サラリーマン、新規事業推進室に所属。仕事で身につけた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますように！！

FLOOR関数とは

FLOOR関数は、『数値』を『指定の数字の倍数刻み』に切り捨ててくれる関数です。

FLOOR(値, [基準値])

項目	内容
値	切り捨て処理を加えたい値
基準値	【省略可】値を切り捨てる基準となる数値。250と指定すれば、250の倍数に切り捨てられます。省略した場合は1であり、0は指定することができません。

値と基準値は同じ符号でなければなりません。

=floor(A2,B2)

【FLOOR関数】を用いることで、【ROUNDUDOWN関数】とは異なり、基準値の倍数ごとに切り捨て処理を行うことができます。

マイナスの値とマイナスの基準値の場合では、０により近いところに切り捨てられる挙動を示します。９列目でわざと値はプラス、基準値をマイナスにしましたが、エラーとなります。

【FLOOR関数】は、指定した数字の倍数刻みに、切り捨て処理を行ってくれる関数です。
ちなみに、同じような感じで、切り上げ処理を行ってくれる関数で、【CEILING関数】というのがあります。