現金で給料支給(している会社は少なくなってきましたが・・・)したい場合に、それぞれのお金をどのくらい用意しなくてはいけないか、を支給金額をベースに算出できるスプレッドシートを作成してみました。
使用した関数は、『QUOTIENT関数』『MOD関数』です。
こんにちは。当ブログの管理人のくろんです。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。仕事で身につけた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますように!!
金種表をスプレッドシートで作成
=QUOTIENT(B2,C$1)
=QUOTIENT(mod($B2,C$1),D$1)
この計算式になる理由を、説明していきますー。
10000円を何枚用意すればよいか。
C列の部分から説明していきます。
C列は10000円をいくつ用意しなければいけないかの列ですね。
合計金額を10000で割ったときの『商』の部分が必要となる一万円の枚数になります。
商を求める関数は、『QUOTIENT関数』ですので、それを利用して数式を組みます。
5000円以降をいくつずつ用意すればよいか。
5000円以降、C列からK列にかけては、同じ内容の関数で算出できます。
5000円以降用意しなくてはいけない数は、その一つ上の金種で、用意しなくてはいけない全体の金額を割った際の『余り』について、その金種で割ったときの『商』となります。
具体的にいうと、用意しなくてはいけない金額が『203,540』だった場合の用意しなくてはいけない『10円』の数は、『10円』の一つ上の金種である『50円』で、『203,540』を割ったときの余り『40』を『10』で割ったときの商『4』となります。
商を求めるのは、『QUOTIENT関数』で、余りを求めるのは、『MOD関数』です。
『MOD関数』について、詳細の解説はこちらの記事をどうぞ。
まとめ
金種表のスプレッドシートは、『商』を求める関数である『QUOTIENT関数』と、余りを求める関数である『MOD関数』を組み合わせることで作成することができます。
そういえば、2000円札どこ行ってしまったんだ。。。