Googleスプレッドシートで用いることができる『COUNT関数』『COUNTA関数』は、データが存在するセルの数を数えてくれる関数です。
この記事を読めば、このようなことが分かるようになります。
- 『COUNT関数』『COUNTA関数』の違い
- 『COUNT関数』『COUNTA関数』で気をつけること
こんにちは。当ブログの管理人のくろんです。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。仕事で身につけた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますように!!
『COUNT関数』『COUNTA関数』とは?
『COUNT関数』『COUNTA関数』ともに、選択した範囲において、データが入力されているセルの個数を調べることができる関数です。
『COUNT関数』は、値が入っているセルをカウントしてくれるのに対して、『COUNTA関数』は、値や文字列などのデータ種類問わず、何かしら入力されているセルをカウントしてくれる関数です。
COUNT関数の構文
COUNT(値1, [値2, …])
項目 | 内容 |
値1 | セルの個数をカウントしたい範囲を指定します。 |
値2 | [省略可]セルの個数をカウントしたい範囲を指定します。 |
COUNTA関数の構文
COUNTA(値1, [値2, …])
項目 | 内容 |
値1 | セルの個数をカウントしたい範囲を指定します。 |
値2 | [省略可]セルの個数をカウントしたい範囲を指定します。 |
COUNT関数/COUNTA関数を実際に使ってみた
色々なデータ種類を用いて、『COUNT関数』『COUNTA関数』を使ってみました。
それぞれの列で、3行目から12行目を対象とする、『COUNT関数』『COUNTA関数』を組んであります。
B列はオーソドックスに、半角数字を直接記入しました。値のセルを数える『COUNT関数』も、データのセルを数える『COUNTA関数』もともに『10』となっていることが分かります。
C列は、関数で値が返されるものを設定してあります。関数の結果が値であれば、『COUNT関数』も反応することがわかってもらえたらと思います。
D列、E列は、値ではなく文字を入力してあります。その結果、『COUNT関数』は反応せず、『0』となっていることが分かるかと思います。D列が特に注意で、全角数字は値扱いされないので、気をつけてください。値なのに、なんで反応しないの?ってのがよく起こります。
F列G列はよくあるひっかけですね。F列は『 』スペースが入力されているのですが、これも立派な文字なので、なにもないように見えて、ちゃんと『COUNTA関数』では反応しているのが分かります。
また、G列はB列と同じように半角数字が入っているのですが、文字色を白色としているため見えなくなっているだけです。
このように、見えている情報と、なにか差異が生じている場合は、スペースが入っているか、文字列が背景色と同じ担っているかといった、トラップが発生しているので、確認してみてください。
COUNT関数/COUNTA関数まとめ
『COUNT関数』『COUNTA関数』は、データが入っているセルの個数を数えてくれる関数です。
『COUNT関数』は、値が入っているセルの数を数えてくれるのに対して、『COUNTA関数』は値や文字列などのデータが入っていればセルの数を数えてくれる違いがあります。