console.log()は、GAS(Google Apps Script)のプログラミングの際に、簡単に格納された変数の確認などを行い、プログラムが想定どおり動いているかチェックするときに便利な機能です。console.log()で指定した変数や文字列が、実行ログに表示され、挙動を確かめることができます。
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console.log()の使い方
function myFunction2() {
//1~100の乱数を10回生成して、実行ログに出力
for(let i=0;i<10;i++){
//Math.randomを用いて、0以上1未満のランダムの数字を生成し、『rand_moto』に格納
let rand_moto = Math.random();
//1~100の整数になるように数値計算(100倍して整数値になるように切り捨て、1を加える)、『rand_kakou』に格納
rand_kakou = Math.floor(rand_moto*100)+1;
// console.logを用いて、実行ログに表示
console.log(rand_kakou);
}
}
サンプルで、1~100の整数値をランダムで10回出力するGASを作成しました。
『console.log(rand_kakou)』とすることで、『rand_kakou』に格納された値が実行ログに出力されます。
このようにして、プログラミングで変数に想定した値が格納されているかをチェックすることが簡単に出来ます。
文字列を含んだテキストの出力
function myFunction() {
let now = new Date();
let nowyear = now.getFullYear();
let nowmonth = now.getMonth() + 1;
let nowdate = now.getDate();
console.log('今日の日付は' + nowyear + '年' + nowmonth + '月' + nowdate + '日です');
}
文字列を表示させるには、『’』(シングルクオンテーション)、もしくは『”』(ダブルクオーテーション)で囲む必要があります。また、変数と組み合わせたい場合には、『+』で繋げてください。
function myFunction() {
let now = new Date();
let nowyear = now.getFullYear();
let nowmonth = now.getMonth() + 1;
let nowdate = now.getDate();
console.log('今日の日付は%d年%d月%d日です',nowyear,nowmonth,nowdate);
}
ちなみに、このような書き方もできます。このほうがわかりやすいかもしれませんね。
『%d』は10進法で出力するという意味で、『%s』は文字列として出力するという意味であり、出力したい文字列をこれらと組み合わせて作成したのちに、『,』(カンマ)で区切り、それぞれ順番になんの変数を挿入したいかを記載していく方法です。
console.log()のまとめ
『console.log()』を使うことで、実行ログに変数や文字列を出力することができ、プログラムが意図した動きをしているかをスムーズに確認することが出来ます。