GAS(Google Apps Script)を利用したプログラミングの際に、メモを残しておいたり、使わない部分を動かなくするためにコメントアウトすることがあります。
今回は、GASにおけるコメントアウトの方法について、紹介していきます。

こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。新卒ブラック企業努め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
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そもそもコメントアウトって?
コメントアウトとは、プログラムの一部を、『これはただのテキストでありプログラムではないよ』と指定する事を言います。プログラムについてのメモや文章、今回は使わない部分のプログラムを停止させる目的で広く用いられています。
余談ですが、プログラミングの際には、プログラムの重要なポイントで、その挙動をプログラム内に文章として残しておいたほうが良いです。
他の人がプログラムを見たときに、理解の早さが格段に上がります。数年経って、自身でプログラムを見ることがあったときにも理解の早さが変わります。
どうせ自分しか使わないしーと思っていても、できる限りコメント残すことをおすすめします。いつ何時見直さなくてはいけない羽目になるか分からないので。。。
1行のコメントアウト

function myFunction1() {
//コンテナバインドされてるスプレッドシートを取得
let spreadsheet1 = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
//シート名指定でシートを取得
let sheet1 = ss.getSheetByName('コンパネ');
let sheet2 = ss.getSheetByName('元シート');
/*
let sheet3 = ss.getSheetByName('元シート_ver2');
let sheet4 = ss.getSheetByName('元シート_ver3');
*/
}
1行コメントアウトするには、『//』(スラッシュスラッシュ)を使用してください。
『//』を入れた部分より後の文章がコメント化され、プログラムとしては認識されなくなります。
複数行に渡る場合
複数行に渡る場合は、コメントアウトしたい範囲のはじまりに『/*』(スラッシュアスタリスク)、終わりに『*/』(アスタリスクスラッシュ)を記載してください。
その範囲で囲まれた部分が、プログラムとして認識されなくなります。