エクセルのセルに画像を埋め込んで、『XLOOKUP関数』などで、画像データを値と同じように処理したいときには、メニューの『挿入』→『画像』→『セルに配置』で行うことができます。
この機能は、2023年11月ごろから使えるようになったもので、セルの値部分に画像情報を仕込むことができるようになったものになります。これを用いれば、画像情報を組み込んだデータベースを作成することができ、そこから『XLOOKUP関数』他の条件抽出の関数にも対応することができるという画期的なものになります。
今回は、画像挿入の『セルに配置』について、具体的な例を用いて説明していきたいと思います。興味ある方はぜひ御覧ください!
こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。ブラック企業勤め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますように!と願いながら記事書いていきます!
エクセルに画像を埋め込みたいときはこれ!
上部メニューの『挿入』→『画像』→『セルに配置』を選択してください。
画像の挿入元を選択できますが、基本的には、PCに画像データを保存しておいて、挿入することになると思うので、『このデバイス』を選択してください。
複数一気に選択することも可能なので、挿入したい画像を一気に選択して、『挿入』をクリック。
すると一気に画像が挿入されます。
もし、希望どおりの順番で張り付かなかったとしても、普通の値のデータ入ったセルを処理するよに、セルを切り取って挿入して貰えれば、順番を買えることも簡単にできます。
ご覧の通り、普通のセルの操作で、画像情報の場所を動かすことができます。かなり画期的だと思います。
エクセルのセルに画像を埋め込み、データベースとして扱う
この画像のように、A列~C列で、キャラクターのデータベースを、簡単に作ってみました。
そして、E2セルにNoを入力すると、そのNoに紐づいた名前と画像が抽出されるように、『XLOOKUP関数』を次のように入力してあります。
=XLOOKUP(E2,A:A,B:B)
=XLOOKUP(E2,A:A,C:C)
実際に、E2セルに数字を入れていったのが、この動画です。
画像も、値情報と同じように、ひっぱってきてくれるのは、割と革命的だと思うんです!色々な使い方ができそうです!
エクセルのセルに画像を埋め込み→取り出す方法
画像が配置されているセルを選択すると、右上にボタンがでてきます。
このボタンを押すと、セルの中に入った画像を取り出すことができます。
画像を取り出したときの『G2セル』を、確認してほしいのですが、『XLOOKUP関数』で参照できなくなっていることがわかるかと思います。
『セルに配置』しているときのみ、値としての挙動を示し、取り出した画像がたとえそのセル上に存在していたとしても、『XLOOKUP関数』を用いたデータ抽出の挙動は示さなくなる点に注意が必要です。
【まとめ】エクセルに画像を埋め込みたいときは、挿入→画像→セルに配置
この記事をまとめると!
- セルに配置を使って画像をセルに表示させよう
-
- 画像が値のように取り扱いすることができ、データベースなどに画像を組み込むことができる。
- XLOOKUP関数のような、データ抽出型の関数で出来ることが増える予感!
画像データもデータベースに格納することができるので、例えば店舗の情報を管理するときに、外観写真や内観写真をデータベースに保管しておくなどして、店舗管理がより効率的にできそうですね!
ぜひ試してみてください!