Googleスプレッドシートやエクセルなどで、500円刻みに切り上げたいなど、『ROUNDUP関数』では、対応できない切り上げの処理をしたい場合には、『CEILING関数』が便利です。
この記事は、Googleスプレッドシートベースで解説記事を作成してますが、エクセルでも同様に使用することができる関数です。
記事を書いた人
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30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。仕事で身につけた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますように!!
目次
CEILING関数とは
CEILING関数は、『数値』を『指定の数字の倍数刻み』に切り上げてくれる関数です。
CEILING関数の構文
CEILING(値, [基準値])
項目 | 内容 |
値 | 切り上げ処理を加えたい値 |
基準値 | 【省略可】値を切り上げる基準となる数値。250と指定すれば、250の倍数に切り上がる。 省略した場合は1であり、0は指定することができません。 |
CEILING関数を使ってみた

=CEILING(A2,B2)
このように、【CEILING関数】を用いることで、【ROUNDUP関数】とは異なり、基準値の倍数ごとに切り上げ処理を行うことができます。
また、マイナスの値と基準値の場合では、0より遠いところに切り上げられるといったイメージでしょうか。そのような挙動を示します。9列目でわざと値はプラス、基準値をマイナスにしているのですが、エラーとなってますね。注意しておいてください。
CEILING関数のまとめ
【CEILING関数】は、指定した数字の倍数刻みに、切り上げ処理を行ってくれる関数です。
ちなみに、同じような感じで、切り捨て処理を行ってくれる関数も存在し、【FLOOR関数】といいます。
合わせて確認してみてください。
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