Google Apps Script(GAS)はスプレッドシートをはじめとするGoogleのアプリケーションと連動し、多種多様な操作を行うことが出来ます。業務効率化・自動化に大いに役立つことは間違いないのですが、具体的にどんなことができるの?と思われている方向けに、簡単に説明していきたいと思います。
こんにちは。当ブログの管理人の『くろん』です。
30代サラリーマン、新規事業推進室に所属。ブラック企業努め時代に身に着けた業務効率化ノウハウをアウトプットしていきます。
読んでくれた方の業務が一秒でも早く終わりますようにの精神で記事書いてます!!
Google Apps Script(GAS)でできること
基本的なことで、GAS使ってできることを、列挙してみます。
- スプレッドシートの操作(セルの値の入出力、シートのコピー削除など)
- Gmailの操作(メール送信、受信内容の読み取りなど)
- Google Analyticsからの情報の吸い出し
- Webからの情報収集(スクレイピング)
- Google カレンダーに予定を書き込む、予定を抽出する
- Google ドライブのファイル・フォルダの操作(作成、検索、変更、ゴミ箱へ)
- Google Mapsを用いた、ルート検索
- 外部サービス(Slack、ChatWorkなど)との連携
このような感じで、Googleのアプリケーションを中心に連携し、様々な操作を行うことができます。
関数だけではできないこともたくさんあり、覚えておくと、色々役立つこと間違いないと思います。
外部サービスとは、API連携をすることで操作することができます。
外部サービス側マターになってしまいますが、APIを提供しているのであれば、GASと組み合わせて多種多様な操作を用いて自動化・効率化に役立つでしょう!
Google Apps Script(GAS)にできないこと
Web上で動いているので、PCローカルに保存されているファイルやフォルダをどうのこうのといった操作は実行することができません。そういった、ファイル・フォルダの操作を行いたいときは、Googleドライブ上で構築する必要があります。
GASを使うにはお金がかかるの?
結論から先に言えば、Gmailのアカウントを持っている方であれば、無料で使うことができます。
ただし、無料版ですと、実行秒数や実行回数に制限があるので、GASを活用してじゃんじゃん効率化・自動化をはかっていきたいということであれば、有料のGoogle Workspace(旧 G suite)にグレードアップすることを検討してみてもいいでしょう。
開発環境のセットアップも必要なく、Webブラウザ上でコーディングできるので、始めやすいという特徴もあります。
GASの背後にあるテクノロジー: JavaScriptベースのスクリプト言語
GASは一部独自の関数はあるものの、JavaScriptベースの言語となっています。
また、マクロ機能も有しているので、実際に行った作業を記録して、それを加工してプログラミングするといったことも可能で、初めてプログラムを行う人であっても、とっつきやすいかなと思います。
GASを使った実際の操作例
実際にGASを使った各種アプリケーションの操作例をお伝えします。
スプレッドシートの操作
Googleカレンダーの操作
結論: GASで実現できることは無限大
GASは天下のGoogleさんが提供していることもあり、今後もグレードアップしていくことが予想されます。
様々な外部サービスとの連携も図れるようになれば、GASを使っての自動化・効率化の幅はさらに広がっていくと思われます。
ぜひ、使ってみてください!